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「第2回てつがくカフェ風座談会」参加者から感想をいただきました

更新日:2020年4月29日

9月28日に行われた「第2回 女性たちによる生きづらさと夢をめぐる、てつがくカフェ風座談会」でのテーマは「親子関係」でした。参加された皆さまから寄せられた感想の一部をご紹介します。



❝Tさん(参加者)の話がインパクトありました。
私は、いわゆる新興住宅地育ちで、地縁、血縁とほぼ無縁で成長しました。だから「家系を守る」という話、物凄く生々しかったです。Mさんが、時々実家の話をする時、「田舎だから」と言ってたのが印象に残ってたんですけど、私の想像以上に、(田舎や地方には)古い「家」に対する考えが残っているんだなあ、と実感しました。
それで、多くは、「家を守る」ために我慢を強いられるのは女性なんですね。その辺も生々しかったです。
自治会は戦時中、江戸時代の五人組的な役割を果たしていた、と聞きます。復興し、役割を終えた制度が本当に沢山ありますよね。
法律も明治のままのもあるらしいですね? 最近、離婚して何ヶ月か(300日以内か否か*補記は主宰者による)で生まれた子どもの父親判定の根拠が変わりましたよね?たしか。
気になったのは、Zさんの旦那さんと次男さんの関係。折り合いが悪くて出て行った、と言っていたと思うけど、彼女、すごく辛かった、もしくは今も辛いのでは、と気になりました。(**Zさんからの返答あり)
私にはとても有意義な座談会だったけど、きちんと話ができてたか、幼稚だったのでは?とやっぱり不安です❞



(**Zさんからの返答)

❝主人と次男の関係が悪くなったのは息子が中2ぐらいからだったでしょうか。
自我が芽生えて何でも反発するようになってしまい、大学2年の時に、些細な事で大喧嘩して、それから あっという間に出て行ってしまいました🥺
その時はすごく辛かったけど、甘ったれの次男が自立する時だったのかな?って今は思っていますよ😊
親子でぶつかるのは似た面があるからかなと思いますが、違うかな?❞



❝バックグラウンドを知らない人と、あるテーマについて話しをするのって面白い。
話しを続けているうちに、言葉の選び方とかでなんとなくバックグラウンドも見えてきて、刺激的ですらあります。
これまでの生き方が出るなと、気持ちが引き締まりました。ちゃんと生きていこうと。大げさかな?❞



❝初めての座談会で最初は緊張しましたが、楽しかったです。
みんな 立場は違うけど 親に対してはいろいろな思いがあるんだなーと感じました。
今まで自分ではそれほど
感じてなかった思いを
呼び起こした部分も
ありました。
また、息子達も私から見たら立派に育ってくれているなと思いますが、彼らも親に対して
不満や不足感があるんだと気付かされました❞



❝「哲学カフェに結論は必ずしも必要ない」との説明に哲学とは何だろう?と逆に疑問を持ちました。
ちなみに哲学っていう言葉を調べてみたところ、「経験からつくりあげた人生観」と説明の1つにありましたが、まさにその通りだと思いました。
参加したことは、人生のアウトプットの良い機会でした。
私は…
生き難い世の中だと常々思っています。
人は見かけで人を判断しがちでもあるからです。
男性から見たら、か弱そうな女性には 大きい声を出しただけでも少し恐怖を植えつける事、出来ますよね。
どうして生きにくいのか?
いろいろ考えさせられました。
結果がすぐ出る事はなく言葉に出すだけで自分の中で腑に落ちる場が、「ここ」だったんだと思いました。
だから結論も要らないし、ただのお喋りとちょっと違う。
ちなみに違うのは「意識」だと思ってます。
「脳」はお喋りの中でもフル回転してます。
そんな違いなのかな。と思った哲学カフェでした。
内容と言うよりは哲学カフェに対しての感想です。
参加しての感想は、
楽しかったです。自分と違う環境や考えを持った方とのお話は、とても興味深く為になります。また参加したい、です❞


今回の「てつがくカフェ風座談会」の内容は、文字化してweb掲載する予定です。 感想を寄せてくださった参加者のお一人からは、その文字化した内容を見て、また感想をくださるという嬉しい一言が添えてありました。 感想をお寄せいただいた参加者の皆さま、ありがとうございました!


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