2025年8月23日「田園のもやカフェ+対話のわカフェ」自分らしく生きる、他者と共に生きる~非アクティヴィスト(非活動家)のトランスジェンダーと語り合おう~@青葉区 横浜 神奈川
- Admin管理人
- 7月3日
- 読了時間: 8分
更新日:8月8日

7/4 一斉送信にてご案内メールをお送りいたしました。届いていない方はお手数ですが、
迷惑メールボックスをご確認のうえ、ご一報ください。
★どなたでもご参加いただけます(性別不問*)
★お子様連れOK!
★話さず静かに聴いているだけでもOK
★寄付・協賛も受付中(詳細はこちらから)
一方的な“理解”にどこかモヤモヤしていませんか?
SNSやメディアでは語られない静かな声があります
このたび「田園のもやカフェ+対話のわカフェ」では、「自分らしく生きる、他者と共に生きる」をテーマに、トランスジェンダーで非アクティヴィスト(非活動家)の方をゲストとしてお招きし、ひとりひとりが感じている違和感や問いを安心して語ることができる対話の場を開きます。
■開催趣旨
ここ数年、性的マイノリティと言われる人々の権利意識の向上、LGBT運動の高まりとともに関連する法改正や法制定、判決がなされるようになりました。だれもがジェンダーから解放され、自分らしく生きられる道が開けることは歓迎すべきである一方、人々の間では衝突や分断、バックラッシュ(反動)も起きています。
こういった衝突や分断は女性たちの間にも見られ、女性の生きづらさをテーマに掲げてきた哲学カフェ「田園のもやカフェ」としても憂いています。
政治において、この問題をめぐる各政治家や政党の主張は、複雑化あるいは理念化し、非常にわかりにくいものとなっており、さらに人々の混乱を招いているようにも見えます。
政治家や識者の発言、SNS上の声に圧倒されるなかで、
私たちは何を知っていて、何を知らないのでしょうか?
世間に流布する言説が当事者たちの総意なのでしょうか?
私たちはどのように考え、行動したらよいのでしょうか?
そうした問いを共有し合い、真の共生について考える時間を、
どこかで持ちたいと考えていました。
■当日の内容
「田園のもやカフェ」は、ゲストを交えての対話型ワークショップ「対話のわカフェ」と合同で、トランス男性で非アクティヴィスト(非活動家)のMINAMI氏をお招きすることにしました。
非アクティヴィストであるゆえに、これまでメディアやSNS、有識者と言われる人々の言説からはうかがい知ることのできなかった当事者のリアルな意見を聴き、一緒に対話します。
前半では、最初に「自分らしく生きる」をテーマに、MINAMI氏にこれまでの人生を振り返りながら語ってもらいます。続いて「他者と共に生きる」をテーマに、ジェンダーや社会運動について声高に語るのではなく、あくまで一人の人間として感じてきた違和感や問いを、率直にシェアしていただきます。
そのなかで、いわゆる「女性スペース(トイレ、風呂、更衣室など)」を誰がどのように使うべきかという社会的テーマにも触れます。
この問題は、性自認、身体の現実、権利意識、安心感など、複雑な要素が絡み合う繊細なテーマです。
もちろんゲストのMINAMI氏の視点も、必ずしもすべての当事者や支援者の声を代表するものではありません。
しかし女性とは直接利害が対立しないトランス男性だからこそ、当事者性、中立性の両方に根ざした視点が期待できるのであり、女性も抑圧を感じることなく安心して意見を述べやすいという利点が、このイベントの独自性、価値を支える軸であると考えています。
このイベントの目的は「正解」を出すことではなく、異なる声に出会い、共に考えること。分断ではなく、静かな共感や連帯感、真の共生を考えることのきっかけとなるような時間を、一緒に作れたらと思っています。
すべての人々が孤独に陥ることなく生きやすく、共生するために、
その前々段階として、落ち着いた態度で、互いを知る、聴き合う、ができれば、今回の最低限の目的は達成できたと考えます。
■参加に際してご不安がある方へ
ルールに基づいて場の安全性に配慮します。何かご質問やご心配なことがありましたら、下記【お申込み/お問合せ】からご相談ください。
また7月29日(火)に、横浜市青葉区のカフェにて個別相談会を開きますので、「直接相談したい」という方はこちらをご利用ください。
7/29の個別相談会は終了しました。
【ゲスト】MINAMI(みなみ)
トランス男性当事者。
普段はアーティストとして、和服にリメイク・ペイント施した作品を扱う
ブランドの制作、運営や、飲食店経営などマルチに活動している。
【聞き手・ファシリテーター】月子
哲学カフェファシリテーター。「カフェ・ソシエテ」主宰。
書店での読書会(書評哲学カフェ)、福祉施設、公立高校、美術館などで
哲学カフェのファシテーターを務める。仕事のかたわら、大学院博士課程にて西洋哲学を研究。学外でフェミニストカウンセリングの研修を受ける。自身の経験から、当事者性と社会的構造の両方に目を向ける哲学対話を目指す。
*「トランスジェンダー」とは?
生まれた時に割り当てられた性(生物学的性)とは異なる自ら認識する性(性自認、「心の性」)に基づいて生きる人。
単に服装や化粧などで外見を変えるだけでそう称する人もいれば、ホルモン治療や外形手術、生殖機能をなくす手術、戸籍変更まで行う人もあり、その含まれる範囲は広い。性的志向(性愛の対象)もまた、異性愛・同性愛に限らない場合がある。
一般に性的マイノリティと言われる「LGBT(Q)」のT(transgender)を指す。
トランス男性とは、生物学的女性が男性としての性自認のもと男性として生きる人、トランス女性とは、生物学的男性が女性としての性自認のもと女性として生きる人のことを言う。
■■■イベント詳細■■■
【名称】「田園のもやカフェ」+「対話のわカフェ」
自分らしく生きる、他者と共に生きる
~非アクティヴィスト(非活動家)のトランスジェンダーと語り合おう~
【日時】2025年8月23日(土)15:30-17:30
【場所】横浜市青葉区
田園都市線たまプラーザ駅またはあざみ野駅より徒歩5分。
(渋谷駅より田園都市線急行で約20分)
詳細はお申込み後にお知らせいたします。
【参加対象】どなたでも(男性は原則として紹介制*)
【参加費】¥1,500 ※過去参加者 ¥500引き 同伴の中学生以上のお子様¥100
※昨年度協賛者でまだ参加されていない方はご招待いたします。
【持ち物】飲み物 ㊟ペットボトルなどフタ付容器でお願いいたします。
【お申込み/お問合せ】
同伴のお子様がいらっしゃる場合には、メッセージ欄で人数と性別、年代(20代など)をお知らせください。
(施設や横浜市への報告もありますのでご協力をお願いいたします)
お申込み後、3日以内に返信がなければ、お手数ですが、再度上記リンク先からご連絡いただくか、直接cafesocietegm@gmail.comへご連絡ください。
【後援】横浜市政策経営局
【協力】佐久間薫 様(GuardianAngel株式会社代表取締役)、3丁目カフェ、モザイク出版
【ポスター/チラシ設置協力】
横浜市役所 横浜市各区役所 横浜市各男女共同参画センター、
あざみ野行政サービスコーナー、
図書館、地区センター、公会堂、市民活動センター等横浜市公共施設
【主催】NPO法人OICHIまちなかbizあおば「もやもやスッキリプロジェクト」**
+ カフェ・ソシエテ
■参加に際してのお願い ―必ずご一読ください―
*当イベントの撮影、録音・録画はお控えください。
*当日話された内容は、他に漏らしたり、インターネット上のブログや掲示板、SNS、その他メディアに書き込んだりしないようお約束ください。
*意見の否定や意見の押しつけ、誹謗中傷、そのほ他者への配慮に欠ける行為は禁止です。守っていただけない方は途中で退場していただきます。その場合でも返金はいたしません。
*政治活動や宗教活動をする場ではありません。
*他の参加者からメールアドレスやSNSアカウント、LINEアカウントなどを聞き出すようなことはお控えください。ご自身の連絡先やアカウントを知らせる程度にとどめてください。
*その他、営業や勧誘、宣伝活動はご遠慮ください。
■寄付・協賛のお願い
私たちはこれまで手弁当で活動し、プロジェクトの趣旨に共鳴し応援してくださる企業や個人の方々に支えられながら活動を続けてきました。
引き続き寄付・協賛してくださる企業様、個人の方を募集しております!
または
*哲学(てつがく)カフェとは?・・・
市民がカフェや公共施設などに集まって日常的な疑問から深遠な問いまで様々なテーマについて対等な立場で考え、対話する場・実践。1992年パリで生まれました。
**「もやもやスッキリプロジェクト」とは?・・・
「NPO法人OICHIまちなかbizあおば」で行われている地域課題解決ディスカッションから生まれたプロジェクト。各種データから横浜市青葉区の自殺における主婦の割合が全国ワースト1であることがわかり、その解決に向けて少しでも役立ちたいと有志メンバーが立ち上げました。各種イベント、動画配信、ローカル紙・webメディアへの執筆などを行ってきました。